相続とは、亡くなった人の財産などの権利・義務を、残された家族などが引き継ぐことをいいます。
相続では、亡くなった人を「被相続人」、財産などを引き継ぐ人を「相続人」といいます。
人が死亡した場合に、誰が相続人となり、何が遺産に当たり、亡くなった人の権利義務がどのように承継されるかなど、相続の基本的なルールは民法において定められていて、この部分は相続法とも呼ばれています。
相続登記
お亡くなりになった方の名義の不動産を、相続される方に名義変更する手続きです。今年2024年の4月から相続登記が義務化され、最大10万円の罰則が設けられました。過去に相続された不動産もすべて罰則の対象に含まれますのでお気をつけください。相続登記は、専門知識のない方だとかなりの時間と労力が必要になりますが、わたくしどもでは戸籍の収集から登記申請まで承っておりますので、安心してお任せください。
相続放棄
借金のある家族が亡くなった、突然親戚の相続人だと言われ請求書が届いた、遺産相続の争いに巻き込まれたくない・・・。そういった際に、相続の権利を放棄する手続きです。基本的には、お亡くなりになってから3か月以内に裁判所へ書類を提出する必要がありますが、ご事情によっては3か月を過ぎていても認められる可能性がありますので、お一人で抱え込むことなく、まずはわたくしどもまでご相談ください。
金融資産の相続
遺産の中でも、株式などの有価証券や現金、銀行口座などの預貯金などを金融資産と言います。手続きは各社ごとに異なり、手間と時間が必要になります。わたくしどもでは未確認の生命保険の契約の存否も調べて、代わりに受取りも行いますので、面倒なことは全てわたくしどもにお任せください。